毒舌は、悪いことだとは思わない。 痛い言葉や、強すぎる言葉は確かに人を傷つける。 だけど、優しい言葉で傷つけることを避けて、 その優しさによって大事なことも教えようとしない。 そんな偽善的な優しさよりは、ずっと好き。 はっきり言われなければ分からない。 特に自分自身のことは。 たとえ傷つくことになっても、自分だったら言って欲しい。 内側から見る自分と、外側から見る自分。 それは全く異なるものだと思う。 だから、言って欲しい。 一方的に傷つけて、全て言えば良いというわけじゃない。 だけど、肝心なことを伝えるためなら、良いと思う。 はっきり言うことを毒舌でひどいことだと言うけれど、 相手を思いやって傷つける可能性のあること言わず、 薄っぺらい絆を創り上げる。 そんなものはいらない。 言うべきことを言い合っても壊れない。 そんな関係の方がずっといい。 傷つけあわずに成り立つ絆なんて、息苦しいだけだ。